我が家の家計節約のため深夜時間帯の節電にと手もと明かり用に使おうと考えて購入したUSB LEDライト(クネクネするこんなやつ→USBフレキシブルLEDライト)が 1 LEDでとっても暗くて全く使い物にならんかったのだが、ランチャー9と合体できないかなとふと思いついた。(タイトルはニコイチだが実質的には100円グッズのサンコイチで315円也)
真似する人がいるかどうか分からないが一応工作の手順を書いてみる。
ちなみにわたしは電気関係は全くのど素人であるので作り方は超テキトーであることを予めお断りしておく。(^_^;
真似して何かを壊したり、ハンダ付けで火傷、その他ケガなどされても当方は責任を負えませんのですべて自己責任でよろしく。
はじめにネット検索して参考にしたサイトを列挙しておく。
先にざっと目を通しておくとわたしの説明のイメージがわきやすいと思う。
☆工作の参考
- BLUEのブルーなブログ 100均で買った「USBフレキシブルLEDライト」を分解してみた。
- IDDM Life ランチャー9改造←Googleキャッシュ(モバイルページでちと見づらいが勘弁)
- IDDM Life ランチャー9改造 その2←Googleキャッシュ(モバイルページでちと見づらいが勘弁)
- 100均LEDライト「ランチャー9」のスイッチ性能アップ: エアーバリアブル ブログ
- 最終形態「ランチャー9改」バージョン2 製作: エアーバリアブル ブログ
☆抵抗値の計算、抵抗判別の参考
次に、使った材料
- ランチャー9(100円ショップ シルクで購入)
- USB LEDライト(100円ショップ シルクで購入)
- バッテリーチェッカー(分解して中の抵抗を使う)(100円ショップ キャンドゥで購入 たしかシルクにもあったはず)
- 長さ8〜9cmぐらいの色違い(赤、黒)のケーブル 2本
- 結束バンド
- ビニールテープ(or 熱収縮チューブ)
- ハンダ(微量)
それと、使った道具
- カッター
- 精密ドライバー
- ハンダゴて
- はさみ
- ハンマー(木づちとかゴムハンマーのほうがよさげ)
- 長さ20cm(もう少し短くても可)、φ18mmぐらいの木の丸棒(φ20mmのパイプがいいらしい)
- 軍手
私は持ってなかったがあったら良いと思うもの。
- テスター
- 熱収縮チューブ
- グルーガン&グルースティック
- 最近はショートランチャー9というのが売っているそうなので、そっちのほうが工作が簡単かつ完成時にヘッド部分が軽くなるのでいいかも。(抵抗付き基板らしいのでその辺の調整は面倒かも。)
では、工作手順説明に入る。
まず、USB LEDライトを分解する。(参考→BLUEのブルーなブログ 100均で買った「USBフレキシブルLEDライト」を分解してみた。)
- 先っぽの透明なふたと銀の筒の境目にカッターの刃をあててグリグリこじると、ふたに接着されたLEDの中身と銀の筒が分離するので、筒はUSB端子の方に移動させておく。
- 赤、白、2本のケーブルがLEDにハンダ付けされてるのでその根元をはさみで切る。(付いている抵抗は使わないのでLEDに付けとく)
- 銀の筒が抜けるようになるので外す。以上で分解終わり。
次に、ランチャー9のスイッチ部分を分解する。(参考→100均LEDライト「ランチャー9」のスイッチ性能アップ: エアーバリアブル ブログ)
- ネジを回してランチャー9のふたを外す。
- スイッチのゴムを外す。ゴムは後で使用するのでできるだけ破らずに外すこと。(指だけで取れると思うが取れなかったら精密ドライバーを隙間に突っ込めば取れる。)
- 精密ドライバーでこじってスイッチパーツを外す。
- スプリングを外す。以上で分解終わり。
お次ぎは、ケーブルのハンダ付けをするためにランチャー9本体からLEDの基盤を外す。(参考→最終形態「ランチャー9改」バージョン2 製作: エアーバリアブル ブログ)
- 筒の中に丸棒(パイプなど)を突っ込んでハンマーで軽く叩く。(たぶん簡単に抜けるので叩きすぎに注意)
- 丸いプラ板、LED付きの基盤、マイナス側接点用バネがでてくる。以上で分解終わり。
そして、基板にプラス(赤)とマイナス(黒)のケーブル2本をハンダ付けする。(参考:IDDM Life ランチャー9改造 その2)
- 基板の真ん中にハンダ付けされているスプリングは必要ないので半田ごてをあてて取る。
- スプリングがハンダ付けされていたところにプラス(赤)ケーブルをハンダ付けする。
- 基板の縁に4(もしくは3?)箇所にハンダが盛られているところがマイナス側の接点(バネが接触するところ)なのでそこの一カ所にマイナス(黒)のケーブルをハンダ付けする。
バネ、ケーブル付けた基板、プラ円板の順に筒に入れて再度本体を組み立てる。
そうすると、筒からケーブルがちょうどでてるはずなので、これのプラス(赤)側に適当な抵抗をハンダ付けする。
だが、その前に抵抗部品を調達するためにバッテリーチェッカーを分解する。(参考→ラジオペンチ 100円ショップのバッテリーチェッカー(電池チェッカー)を調べる)
といっても無理矢理力まかせにプラケースを分解するだけ。手をケガするかもしれないので軍手をはいたほうがよいと思う。
これで、2Ω、6.8Ω、10Ω、10Ωの4つの抵抗部品(各抵抗値は帯色を見て識別可能)が入手できました。
さて、電気ど素人な私(おまけにテスターも持ってないので実測値の計測もできない。)にはここからが問題。
まず、もともとのランチャー9の基板が抵抗付きなのか無しなのか直接見てみてもよく分からない。(テスターがあれば計ればよいと思う。)
車中泊簡単漂流電気教室特別編 100均LEDランチャーライト改造 – 車中泊ぶらり旅 を参考に、とりあえず抵抗無し基板として仮定し計算してみる。
5V – 3.6V = 1.4V
20mA x 9 = 180mA = 0.18A
1.4V / 0.18A = 7.8Ω
∴ 直列 2Ω + 6.8Ω = 8.8Ω でだいたいOK???
かとも思ったんだが、抵抗付き基板だとこれがどうなるのかよく分からない。たぶん直列だと抵抗値がプラスされて仮定より暗くなるんだよな。(そうだと6.8ΩでもOK?)並列になったら逆に抵抗が小さくなって明るく(過電流に)なる?
・・・・・わからん!めんどくさい!やってみて光ればオッケー!(O型なわたし)
ということで、ハンダ付けも簡単な10Ωをひとつ付ける事に決定。(テスター計測可能で真面目な方は適切な抵抗値をお選びください。)
で、工作に戻る。
基板から延びたプラス(赤)ケーブルに10Ωの抵抗をハンダ付けする。
これで材料の下ごしらえはオッケーなので組み立てる。
- まずスイッチカバーのゴムに裏側から真ん中辺にカッターで切れ目を入れる。
- 分解したUSB LEDライトのクネクネをゴムカバーにぶっ刺す。
- ランチャー9のふた(スイッチケース)にゴムカバーをはめ直す。
- ふたから飛び出しているクネクネの先端に引っ張っても抜けないように結束バンドを絞って付ける。(本当はさらにグルーガンとかで固定したほうがよいかも)
- クネクネからでているプラス(赤)ケーブルをさっきつけた抵抗とハンダ付けする。
- クネクネからでているマイナス(白)ケーブルを本体のマイナス(黒)ケーブルにハンダ付けする。
- ショートしないように、ビニールテープ(or 熱収縮チューブ)でハンダ付けした抵抗とケーブルを巻く。
- ケーブルをケース内にしまいふたをねじ込んで閉める。
- 以上で組み立て終了。
適当にUSBハブの空いているポートに接続して通電確認。オッケー!無事に点灯しました。(笑)
当然だが明るさはオリジナルのLED 1灯に比べれば段違いに明るい。(でも実際にLEDの性能を使い切っているかは不明。(^_^;)
これだけの明るさならまあとりあえず充分でしょう。(スポット光なので拡散したいときは小さいレジ袋をかぶせればオッケー)
あとは連続使用でどれぐらいもつかを様子見です。
あと、スイッチ機能を残したいという人は、ドリルなどで本体ケースにクネクネを差し込める穴をあけて元の電池ケースに配線すればできそうですね。(私は穴があけられなかったのでやめたけど)
作成途中の写真がないのであれですが、完成品の見たい部分があればコメントしてくだされば写真を追加いたします。
また、詳しい方でそれはまずいだろうとかこうしたらよいという箇所があればご指摘・ご教授いただければ幸いです。
—追記 10-23-5:36 —
4時間ぐらい付けっぱなしにしてて、今気づいたんだが真ん中のLEDが1個だけ光ってないみたい。(^_^;
買った時から点かなかったのか、はたまた基板にハンダ付けしたあとで点かなくなったのか、あるいは長時間点灯試験で点かなくなったのか不明。(ただし他の8個は元気よく点灯している。)
あとでもう一度基板を見直してみよう。
面白そうですね。今度やってみよう。
テスターは持っているけど、問題は部品が手に入るかどうかだな。
うちの近くにはダイソーはあるけど、シルクはない。(^^;
LEDライト以外にも応用できそうですね。すぐには思い付かないけど。(^^;
ランチャー9はダイソーでは見たことないですね。(3LEDのは昨日見たらあったけど)
セリアにはある(ショートのも)ようなんですが、わたしの家からは遠いので1度しかいったことがありません。
クネクネはシルクで試しに買ったあと興味を失って他では探していないのでどうだったかなあ。
バッテリーチェッカーはたぶんどこにでもあったはず。でも抵抗だけ買える店があればたぶんそっちの方が安いですよね。(適切なものを買えるし)
クネクネのは扇風機も持ってますけど、それ以外の使い道は今のところ思いつきませんね。(^_^;
でもUSBは電池感覚で使えるという事が今回なんとなくわかったのでした。
あと、真ん中だけ点かないのがなんでかよくわからんのでAmazonで570円のテスターを注文してみた。中華コピー品らしくてギャンプルだが。(笑)